かなりマニアックな編み物本です。
古本で買いましたが、状態は綺麗なものの、時代を感じます。
『とじとはぎ』の方なんかは、裏表紙に定価280円と書いてあり、いつの頃の!?と思ってしまいます。1970年発行らしいのですが。私が生まれる以前ですね。
日本ヴォーグ社のサイト(手づくりタウン)で、【復刻本】編物技術シリーズとして同じものがオンデマンド印刷で販売されています。仕上がりにこだわりたい、技術が知りたい、という人向けです。
同じく編物技術シリーズに『作り目のいろいろ』という本が出ていたりもするのですが、作り目に関しては、洋書が和訳されたこちらの本にしました。
とにかく沢山の作り目、伏せ目が載っていて、面白いです。そして戸惑います。こんなにも沢山技があるのか!と驚きです。
伸縮性のあるウールの糸と、伸縮性のないコットンの糸で、向いている作り目が違うということを初めて知りました。
そこまでこだわらなくても、編み物は十分楽しめるので、ほどほどに素直に楽しみたい方は、小瀬千枝さんの基礎本で十分だと思います。
ちなみに、編み方にはフランス式とアメリカ式がありますが、私はもっぱらフランス式です。昨年、アメリカ式も興味本位からやってみようと試みたものの、手がガチガチで全く動かなかったです。慣れなのでしょうね。
どっちでなければならないとかではないし、どっちでも良いことなのですが、人によっては使い分けることもあるそうです。
映画でダコタ・ファニングがアメリカ式で棒針編みをしているのを見て、あーいう風にやるんだ〜、スイスイ動いてるー…と眺めていました。
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