母の友人が、平塚で『なごみ処 暖人』という小料理屋さんを営んでいます。名前の通り、暖かい雰囲気のくつろげるお店。
しめ縄のしてある桜の木は、女将さんご自身で炙ったそう。和傘がぶら下がっていたり、カエルや招き猫や七福神などの縁起物が所狭しと飾ってあり、眺めていて楽しい場所です。
女将さんへ渡すために、合間合間に五円玉の亀を作ったりもしています。
長寿(亀)と金運(五円玉)の縁起物。店内に和物の縁起ものが所狭しと飾られている、ほっこりしたお店なので、こういったものがよく合うのです。
五円玉にリリヤン糸をボンドでせっせせっせと巻いたり貼ったり。半年ぶりくらいの作業。ちょっと時間がなくなってきてしまい、とりあえず30個くらい。早く届くといいなぁ、と明日郵送予定です。
12ヶ月分、毎月20枚ほど、各月のモチーフでコースターも作って送らさせていただいたりしました。ジョッキ用なので大きめです。
1月は富士山、2月はハートとか、各月のモチーフです。編図が無く、勝手に作り出した歪なものもありましたが、それでも毎回喜んでくれる女将さん。温もりあるお店の中、女性客さんも楽しみにして下さっているようで、嬉しいです。
小学生の頃に初めてかぎ針編みを教えてくれたのは母。当時はアクリルの毛糸で小さなショルダーバッッグをよく作っていました。
一つ覚えるとひたすらそればっかり作った子供時代。思い出すと「ふふっ」とします。女将さんへのコースター作りを機に、云年ぶりのかぎ針編み再開で、出だしは戸惑いました。その他諸々の手芸を今作り続けているのも、実はこのコースターがきっかけです。
久々の訪問をし、終電も過ぎ、床を貸していただきました。
女将さんが座布団を敷いて下さり、ナラの木に見守られつつ爆睡。
厨房で包丁がトントントントンしている音で起床。朝ごはんまで作ってくれていました。
作る側になって以来しばらく無かった日常的風景、ありがたさと共に懐かしさと、「お母さん」的な誰かがいてくれてるっていう子供の頃に覚えた安心感と似たものをすごく感じました…。
台風で屋根が飛んでしまったり冷蔵庫やガス台が壊れたり、不運が続いた年もありましたが、“出来ること、出来る時、出来るだけ。失敗はしても後悔はするな”と一日一日を受け入れる女将さんはたくましいです。
女将さんは、いつもバスが過ぎ去るまでを見送ってくれます。
余談ですが、ここでお祝いに頂いた如空という日本酒がとても美味しかったです。
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